本日、今期武山研究会の中間報告が終了しました。
内容と致しましては、
これまでの活動報告(ARG事例考察や、共同研究提案活動等)
又この度ご一緒させて頂く事になりそうな研究パートナーさんとの、
研究の方向性について共有させて頂きました。
さてほんの少しの間ですが提案活動してて思ったのが、
やはり現場の声を聞くっていう事が、
非常に月並みですが大事なんだなぁという事です。
研究とかなんとか言って、
大学生は学校にひきこもりがちですが、
特に私たちの様な実践重視のゼミは、
可能性があろうとなかろうと自分達の手や足を動かして、
様々な方々からご意見を伺う事は本当に重要だと感じました。
理由は大きく分けて2つで、
1つは議論の行き詰まりを防ぎ、経験に基づいた問題意識を得る為。
「研究目的が定まらない」
「決まってもそれが実現出来るか分からない」
とかで行き詰まってしまい悩むよりも、
仮説的に「複数」の目的意識を持って、
それに対応する企業ないしは団体と実際に意見交換を行なったり,
具体的な提案当てて行く事で、
今何がその企業、業界で求められていて、
自分達の研究活動がそこにどう活かせるのか、又は活かせないのか、を知り、考える。
学校で頭を抱えているよりもよっぽどスピーディーに、
かつ確かな実感を持って思考できると思います。
そもそも誰かから与えられた研究テーマに対して研究目的だとか想いがあるなんていう状況は非常に稀で、
それは全くもって普通な事だと思います。
ただ改めて設定する場合、重要になってくるのが「経験」だと思うんです。
この経験値の取得というのが、
今回の共同研究提案でいうところの、
「こんな理由で断られた」とか
「じゃぁどんなハードルがあるんだろう?」
といった素直な疑問や、
「このサービスの将来性は感じてもらえた。自分もそう思えてきた。これは応用できないか?」
の様な気持ち、考え、問題意識に繋がったんじゃないか、
と個人的には感じています。
又共同研究提案という形の活動だった為に、
実現可能性、不可能性という所が非常に明確だったという所もメリットの1つでした。
これは2つ目の理由になるのですが、
実現可能性の是非の素早い明確化、は私たちの研究においてはかなりクリティカルな問題だと思います。
様は「これって出来るかな?」みたいな雰囲気の中でおこなう議論を2週間続けるよりも、
企業や団体に「出来ますか?」って聞いた方がはやい。
あくまで私たちの研究は、
「私たちがやりたくて」
かつ
「私たちができること(企業がついて一緒にトライアルが出来る状態)」
の2つが成り立ってこその研究なので、
どちらか一方に議論の時間等の資源を配分してしまうと、
中々うまく進まない気がするんですね。
そういう意味でも、
これら2つを明らかに出来る提案活動というのは、
中々効果的な手段なんじゃないかなぁと今回感じました。
私たちはこれから、
ARG手法を観光や地域活性というところに落として応用していく事になったのですが、
そこに関しても、
ここからパートナーさんと良い議論を交わしながら、
共に建設的に研究目的、意義を設定していきたいなと思います。
かなり大規模なプロジェクトになりそうです。
気合いが入りますね。
今年はソーシャルメディアビジネスと、大型観光ARGのトライアル研究の二本柱で、
忙しくなりそうです!
PS
ARG定義のエントリーは、
明日からの合宿中にでも編集したいと思います><
わすれてた!!
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